世界一素敵な僕たち 私たちへ

1995年4月、「共働きであろうと、父子・母子家庭であろうと、家庭の状況に左右されず、どの子にもいきいき楽しい放課後を、発達のニーズにあった療育を保障していく場をつくろう」と、神愛保育園の協力を得て、江東区森下町で「こぴあクラブ」はスタートしました。その中心になったのは障害のあるお子さんを育てている母親たちでした。

当時は障害児の放課後活動を行う施設は少なく、入所希望者が急増。入所の待機を余儀なくされる子どもたちも少なくありませんでした。現在、こぴあクラブは江東区内の2箇所(亀戸と冬木)で約70名の子どもたちへの援助を行っています。

私たちが取材をさせていただいているのはその中の1つ、「冬木・こぴあ」で、小学校から高校までの30名の障害のある児童が対象です。その多くが知的障害に自閉症などを併せもった発達障害のある、成長の途中での多くの困難を抱えています。

そんな子どもたちに職員は、子どもの生きにくさを真正面から受け止め、自発性や自らの気づきを大切にした支援に心がけています。



こぴあクラブホームページ:http://www.kopiaclub.com/

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