- 少ししか残っていない映像を上手につないで、石井筆子の生き方や思想の変せんを本当に
よく分かるように、時代の背景とともに描いています。
最後に若い学生さんへのインタビューを配したのもよい。
国が戦争への道を進もうとすると女性の地位を低めようとする動きがおこること、
今も同様な動きがあることが懸念を覚えます。 〈女性〉
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- ひとりの女性の生きてきた道を丁寧に掘り下げ…この国歴史をたくさん知ることができました。
素敵な映画でした。音楽と映像もきれいでした。 〈女性〉
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- 自分に何ができるかではなく、やらねばならない事。
それなりであっても、出来ることは無数にあることを強く思いました。 〈女性〉
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- よかったです。前半より後半が動きがあって分かりやすかったと思います。
色々な方々のお話が重なり合ってその生涯がわかったように思えます。
戦争中のことがあまり描かれていなかったように思えましたが理由があったのでしょうか。
はじめと終わりの障害者の人たちの楽しそうな映像の影には筆子さん夫妻にたくさんの努力があったのでしょうね。
結びに津田塾大の学生さんたちの活発な意見の描写があったことはとてもよかったです。 〈女性〉
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- 大変感動いたしました。明治時代にこのような女性がいたことを初めて知りました。
自分の努力をいかし、2度目の結婚で、さらに人生が動いていくように思えた。
自分の子が知的障害者であることが筆子を動かしたかはわからないが明治の女性が困難に立ち向かう
姿にとても感動いたしました。私もボランティアで知的障害者とのかかわりを持っており、これからも筆子さんの
少しでも考え方を注ぎたいと思います。 〈男性〉
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- 筆子の生涯を忠実に記録してあるので筆子と、その周辺の歴史を知るきっかけになると思います。 〈女性〉
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- 筆子さんと会えてよかったです。日本の社会をひっぱてきた先人に深い敬意を感じます。
よい映画をありがとうございました。
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- 製作者のこの映画にかける情熱がヒシヒシと伝わりどんな批評をお根絶する凛とした表情の作品に
仕上がっていたと思います。約1時間30分、時間の経つのも忘れました。
資料の少ない点はやむをえないと思います。それだけに監督の創造性が際だっておりました。
これからも良い作品を手がけてください。 〈男性〉
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- 久しぶりに大地に両足の着いた地味な真面目な映画を観せていただきありがとうございました。
滝乃川学園という障害者の施設がその創設者の精神を受け継いでいることを襟をたださずして
観ることのできない“あるもの”をもっているようにおもわれます。
涙が溢れて止まりませんでした。感動しました。感謝いたします。 〈男性〉
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- 音楽がすばらしい!
生涯を描くには時間が短すぎたのでしょうか。
思想の変せんなど、わかりづらい点もある。今の滝乃川学園の実状も知りたい。 〈男性〉
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- ドキュメンタリーとしては、最高にできていた。
時間のたつのを忘れるくらい。ただ健常者向けの作品かなという感じ。 〈男性〉
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- ドキュメンタリータッチの映画でしたが、とても感動的でした。
筆子さんの一生の長さを強く感じました。人生のそれぞれの場面でその時、その時を一生懸命生きられた 彼女の一生は、明治という時代を全く感じさせない。
女性としての力強い生き方を示していると思います。
私たちは今のもっと恵まれた時に生きながら彼女のような真摯な生き方をしているだろうか。
日々を振り返り、反省させられました。これからでもよく考え直して、自分に求められていることは何かを省み、
生き方を修正していきたいと感じました。 〈女性〉
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- “無名の人” 私にとって “有名な人”となりました。ありがとうございました。
教育についても深く考えさせられ、教えられました。この皆の一人の女性から… 〈女性〉
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- 分かりやすく史実がまとめられ、またメッセージもこめられた映画であると感じました。
小中学生や大学生の初学者には難しい所もあるかと思いますが、多くの人に観てもらいたい作品であると考えます。
〈男性〉
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- 筆子さんの生涯について、史実に基づいて談々と示す姿に感銘をうけました。
明治という時代にこのような人がいたということ、私たちの現在の姿に痛烈なメッセージに感じられました。
また、1940年代まで生きておられたのを知って、とても身近に感じました。 〈男性〉
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- 「人は存在するだけで神聖である」この言葉に感銘をうけました。
自分の価値を知るため、何かを試そうと今の若者にこの言葉を聞かせ安心し、自信を持って欲しいと心から思いました。
〈女性〉
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- 筆子さんのこと初めて知りました。
長崎、佐賀とよく知っているのに恥ずかしい限りです。
今の生活に甘んじている自分を反省しています。良い映画をありがとうございました。 〈女性〉
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- この映画は単に女性の自立、男女平等、知的障害者への理解と援助を詠っていることにとどまらず、
人間とは何か、生きるとはどういうことかを教えてくれる教育の映画であったと思います。
最後の時間まで他者の為にあったその筆子と亮一の生き様が強く強く印象に残り、生きる事の素晴らしさ、
人生の不思議さ、苛酷さがヒシヒシと伝わってまいりました。
人権の映画、女性の自立の映画であると思って観に参りましたが、正に生きる道しるべ、何を求めて良いか
迷ったときに、人としてなすべきことは何か、自分が何を出来るのかをもう一度見つめ直す機会を 与えさせていただける素晴らしい映画であると思います。
直向きな生き方、人間の本当の幸福、本当の美しさ、本当の富かさを教えていただきました。
本当にありがとうございました。 〈女性〉
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- 深い感動の中におります。
昭和9年生まれの私が、女子は大学まで行くと頭が高くなって結婚できないと云われ友人は行く中で 花嫁修業をさせられことを長い間恨みがましく思って暮らしてきました。
70歳になって、どうしてもっと親を説得する力、自力で立ち上げる力がなかったのかと後悔して暮らしてきました。
なんと素晴らしい人生を送られ恥ずかしい思いです。 〈女性〉
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- 素晴らしい映画をありがとうございました。
終盤涙が止まらなくなり、感動と共に明日への決意が湧いてくるようなパワーをいただいたように思います。
映像も言葉も地味ながら美しく、ひとつひとつが心に刻まれました。
北区に深いご縁のある石井筆子さんのことを今までほとんど知る機会がなかったことを恥ずかしく残念に思います。
一人の女性(しかも今より数段厳しく難しい時代で)の生き方がしっかりと次の世代に手渡されている様子も嬉しく、
生命の限りを尽くして生きることの清々しさに心ふるえる思いがいたしました。 〈女性〉
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- あの時代にあって、先進的な活動をしていたことに驚きであった。
もっと多くの人に知ってもらいたいですね。今の時代にその功績の精神を学び活かせればと思います。〈女性〉
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- 今はいない石井筆子を蘇らせるのは大変なことだったと思います。
資料を生かし、現代に筆子を自由に羽ばたかせた宮崎監督、素晴らしい作品をありがとうございました。 「女性の自立は教育」という筆子の考えの確かさは今に通じます。
性別や障害のあるなしによって差別されてはいけない。人権の尊重を実践した姿は尊いものです。
若くして夫や子供を失いながらも困難を乗り越え生き抜いた筆子の生き方に共感を覚えました。
吉永小百合さんの朗読は心に響きとてもよかったです。
「人のために自己はある」という言葉の重みを感じています。 〈女性〉
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- 丁寧に創られた映画をありがとうございます。私は筆子さんの手書きのお話しを読ませていただきました。
たいへん親しみをもってまた、多くの前知識をもって観ました。それでもなお、こうした映像とナレーションを
通してより深く一人の勇気と忍耐と志をもった婦人の姿を改めて感動しました。
無名(むめい)の人になってほしくありません。地道な努力を人、各々がしたらどんなよい世界になるでしょう。
この映画を作られた方、宮崎さんをはじめ皆様はそうした地味な努力を積み上げられたのでしょう。 〈女性〉
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- 何も「無名の人」のことがわからず、石井先生ご夫妻のことも知らずに試写会にきました。
このようなご夫婦がいらしたことを見せていただいたこと、大変感激でした。
自分が「無力の人」であることを痛感しました。 〈女性〉
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- 大変感銘いたしました。明治維新から昭和の激動の時代に人権の尊厳を著しく社会に反映した女性に
私も何か出来るかを問いたいと存じます。 〈女性〉
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- 素晴らしい試写会でした。改めて人生とは“人間のほこり”とは何かを考えさせられました。
今後も石井筆子さんに対する思いを折りにふれ深めていきたいと思います。
ありがとうございました。 〈女性〉
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- 一人の人間として強く生き抜かれたことが映像を通して伝わってきました。
また、情緒に流されないしっかりした姿勢で作られていて良いと思いました。 〈女性〉
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- 「石井筆子」の仕事をはじめて知って、嬉しく(今まで知らなかったことを恥ずかしくも)思いました。
女性に与えられた真の力を発揮した素晴らしい方でした。
まさに一粒の種が地にまかれ、大きな大木になったと思いました。 〈女性〉
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- はじめて石井筆子さんを知りました。とてもよくまとめてあって感動しました。
雷鳥さんより前に、女性が一人の人間であることをかいたこと、驚きました。
もっともっと石井さんのことを知りたいと思います。 〈女性〉
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- 資料と現存者のお話しを生かして、よくおまとめになったと感銘を覚えました。 〈女性〉
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- 女性の自立・社会参画というしっかりとした柱立ての上に石井筆子の生涯が映像化され、
本当に素晴らしい作品で感動いたしました。筆子の真摯で清清しい生き様に、いかに学び、
いかに生きるかということを深く考えさせられ、『風の舞』を観たときと同様、心揺さぶられる思いがしました。
頭脳明晰で優秀な人はたくさんいらっしゃいますが、その人格や生き方も優れ尊敬に値する人は、 残念ながらあまりお目にかかることができません。
今回、映像を通して、石井筆子という稀有な女性を知ることができたことをうれしく思っております。〈女性〉
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- 石井筆子は、女性でも教育を受けられる境遇に生まれ、激動の江戸から明治を生き、その境遇のなかにあっても
さらなる光を求めてクリスチャンとして歩まれたのでしょうか。
石井亮一は福祉の分野でよく知られていますが、筆子のことは知られていません。
私も存じませんでした。より小さきものと共に生き、右手のことを左手に知らせるようなことなく、神と共に働いた 筆子の一生に大変感動しました。
光をあててくださったこと、そのことで今回筆子のことを知ることができました。
素晴らしい作品に感謝申し上げます。 〈女性〉
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- 本当に地味な題材を見事なまでに追っておられて、宮崎さんのパワーに感激しました。
ここまでこぎつけるのに莫大な労力と費用がかかったと推察申し上げます。
本当に良い映画を観せていただき心が洗われました。ありがとうございました。 〈男性〉
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