風の舞    
 〜闇を開く光の詩〜
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国立療養所大島青松園 遠景
写真:国立療養所大島青松園・遠景


ナレーション:  寺田  農
詩の朗読:    吉永 小百合
監督:             宮崎 信恵


スタッフ

制作:    横川 元彦  音楽:        十河陽一
撮影:    上村 四四六  ピアノ:         高瀬佳子 
照明:     澤田 実  ハーモニカ:       和谷泰扶
録音:     福田 伸 チェロ:             山岸孝教
編集:     大高 勲 撮影助手:        山田武典
題字:     多田勇  編集助手:    宮崎千鶴
制作主任:   吉村 繁   




        

「風の舞」を応援してください  吉永 小百合
 

映画「風の舞」は、ハンセン病で苛酷な運命を強いられた
人々を描いた作品です。わたしはその中で、塔和子さんの
詩を読みました。塔和子さんの詩は、人間の本質を深く
見つめて書かれています。読んでいて、私は心がふるえ
胸がいっぱいになりました。

ハンセン病で、90年以上も人間としての生きる権利を
奪われてしまった人々のことを、私たちは決して忘れない
ようにしたいと思います。21世紀は、このような悲劇が
決して繰り返されないよう願っています。そして、一人でも
多くの方にこの映画を観ていただきたいと思います。

どうぞみなさん、応援してください。

詩を朗読する吉永小百合さん

写真:朗読をする吉永小百合さん
吉永小百合さんは、塔 和子さんの詩に感銘を受け、ハンセン病問題のような人間の尊厳が
阻害されることが2度と起きないようにとの祈りを込めて、ボランティアで詩の朗読を引き受けてくださった。そして、日本中の方に「風の舞」を観て頂きたいと、熱いメッセージを寄せてくださっている。そんな吉永さんに、塔さんも非常に感動され、新たな詩集が出ると贈るなどささやかな『かかわり』が生まれている。



  全国ハンセン病入所者協議会の推薦文

  梅雨期特有の、湿度と不快指数の高い日々が続いておりますが、そのような悪条件を、
 はね除けるかのように、映画「風の舞」の普及活動に鋭意取り組んでおられる関係各位に
 深い敬意を表します。

 去る6月1日付文書をもって、標記についてご要請を受け、6月中旬に、厚生労働省交渉
 を行う為、全国から代表が東京に集結する機会を持って協議をさせて頂きました。
 各代表は、去る4月に沖縄愛楽園で試写会に参加して、その内容については承知して
 おりましたし、各地で推進されている試写会の反響も、情報として概ね知っておりました
 ので、作品の評価について代表間の認識の齟齬もなく、協議は円滑に行われました。

 その結果、「風の舞〜闇を拓く光の詩〜」を推薦することを決定いたしましたので
 ご報告申し上げます。

 映画製作にあたって、宮崎監督をはじめ関係各位のご努力を多とし、その結果生み
 出された作品を高く評価いたします。今後は、作品の意図が広く市民に理解され人々
 の心に深く浸透していくことを願ってやみません。ご発展を心から祈念いたします。

                                          2003年7月2日
 全国ハンセン病療養所入所者協議会
                             会長  伊藤 文男

                  



製作協力  
                  
 香川県
 社団法人好善社
 フランスベッド・メディカルサービス株式会社
 三井物産株式会社
  三菱ウェルファーマ株式会社
 株式会社メディカルフレンド社
 高松ロータリークラブ
 たかす
 牟禮印刷株式会社
 アトリエフジタ
 株式会社喜代美山荘
 
 
取材協力

 国立療養所大島青松園
 国立療養所大島青松園入所者自治会
 国立香川医科大学
 香川県
 愛媛県明浜町
 
資料提供

 朝日新聞社
 NHK
 解放新聞社
 皓星社
 
 全国ハンセン病療養所入所者協議会
 高松宮記念ハンセン病資料館
 編集工房ノア
 毎日新聞社
 毎日放送

 

後援

  財団法人 藤楓協会
  ノルウェー王国大使館
 

配給

 映画「風の舞」全国上映委員会
 
企画制作

 映画「風の舞」製作委員会
 東京シネ・ビデオ株式会社

推薦

  厚生労働省
  全国ハンセン病療養所入所者協議会
  日本看護協会

受賞

  第41回日本産業映画・ビデオコンクール
  文部科学大臣賞

  優秀映画選奨奨励賞

  2003年度キネマ旬報文化映画 第2位
  第21回日本映画復興奨励賞

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