まず、利用者さん、スタッフの試写会。
利用者約100名にスタッフ約30名での試写会となりました。
映画の長さは、現在1時間36分。(最終的には1時間20分程度になる予定だそうです。)利用者さんは、
途中で飽きるかなと心配していましたが、予想に反して、ほとんどの利用者さんが、席を立たず、
最後まで食い入るように見入っていました。
そしてご家族向けの試写会には、平日の昼間にもかかわらず
約60名の保護者の方々がご参加下さいました。
以下に試写会の感想文をいくつか紹介します。
【利用者さん】
◎みんなの様子がよく見れて面白かった。
◎まつりの本番のところが面白かった。
◎とても感動しました。
◎もうちょっと映りたいです。ちょっとだけでしたので…。
◎とっても楽しくて良い映画でした。ぜひまた見たいと思います。
◎ゆたかの里ができて、初めて映画になってよかったです。
◎楽しかった。弟に見てもらいたい。
【ご家族】
◎障害者や職員を温かいまなざしで見つめ、障害を持っても「普通の人間の生活」の本当の姿の一場面をリアルに表現できています。
◎ナレーションのあたたかい気持ちが、利用者の人たちのがんばりと重なり、涙が出てしかたありませんでした。
◎1時間36分があっという間に経った。
◎感動しました。たくさんの人に見ていただきたい。
◎自分の子のこだわりに悩んでいたことが、他のお子さんにもいろんなこだわりがあるんだというのを見て、自分自身がいろいろ勉強に
なった気がします。
◎自閉症がわかってもらえるいい映画だなと思います。
◎この映画を観て、自閉症の小さなお子さんを持つ親たちが大きくなったらあんなふうになるんだと安心 したり、勇気づけられたら
いいなと思います。
◎行動障害の人(うちの息子もそうですが)生活する姿をカメラが追うことで一人の感情のあるかけがえのないその人間性が見えて
きました。障害っていったい何だろうとさえも思えてきました。ただこの人たちは表面上多少違った行動をし、感情をコントロールする
のがにがて、でも一生懸命社会の中で生きようとする姿に感動しました。
◎家族の思い、いろいろなこだわり、パニック、私たち家族だけが苦しい思いをしたんじゃないんだと映像を通して感じ、気持ちが何だか
軽くなりました。今、子育ての家族に見てガンバってほしいです。
◎障害をもった子ども達も一生懸命に生きていること、時として奇異に見える行動にも、一生懸命生きているがために行っていることなど、
わかりやすく描けていたと思います。多くの人に観ていただきたいですね。
【スタッフ】
◎自然体で撮ったからこそ、"人としての平等"という感性を引き出せる映画だと思います。そういった クオリティの高い映画だと
思いました。ありのままに受け入れる力がわき上がりました。障がい者支援者としてではなく、共に喜怒哀楽を重ねていけるような
力です。 もしかして、この映画は、障がい者の映画ではなく、観る人(私)の心を写す鏡でしょうか?
◎障がいのある子どもさんを育てていく両親の思いやこれまでのことなどのお話しも織り込まれていて、 胸がキュンとなりました。
感動して少し涙が出ました。
◎想いがフィルムを通してよくわかりました。わずかな時間の関わりですが、彼らの一生の一部に入れた喜びと、たいせつな時を
担わせていただいている責任の重さを感じずにおれませんでした。
◎きれいごとばかりではなく、ありのままの姿が映し出されていました。いつも接しているスタッフには 見慣れた場面であっても、
障がい者を知っていない方には、知ってもらえるよいチャンスだと思います。
◎保護者の方の言葉ひとつひとつに重みを感じる映画だったと思います。